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推拿功法
少林内功
上肢鍛錬法
- 前推八匹馬
- 倒拉九頭牛
- 単掌拉金環
- 鳳凰展翅
- 覇王挙鼎
- 両手托天
- 順水推舟
- 懐中抱月
- 仙人指路
- 平手托塔
- 運掌合瓦
- 風擺荷葉
- 頂天抱地
- 海底撈月
- 餓虎捕食
- 力劈華山
- 烏龍鉆洞
- 単鳳朝陽
- 三起三落
1. 前推八匹馬
腰を中心として腕や指先の働きを鍛錬します。
- 站椿で立ち、る両肘を曲げ手のひらを腰の横に構える。
- 腕が直線になるまで前へのばす。このとき肩から指先まで力を込めてゆっくりと押し出すようにする。
- その状態から今度はゆっくりと肘を曲げて元の位置へもどす。
- 一度手のひらを上へ向け、そこから後ろ下方へ押し出したのち、最初の姿勢に戻る。
2. 倒拉九頭牛
両腕の力と握力を鍛える姿勢です。
- 站椿で立ち、両肘を曲げ手のひらを腰の横に構える。
- 両腕同時に、手のひらを前方へ伸ばしつつ、親指が下を向くように腕をひねっていく。手のひらは下を向く。
- 手を力を込めて握りこみながら、手の甲が下を向くようにひねりながら腕を引き、両脇へ戻す。
- 拳を開き後下方へ伸ばす、手のひらは下へ向ける。元の姿勢に戻る。
3. 単掌拉金環
片腕の力と握力を鍛える。
- 站椿で立ち、両肘を曲げ手のひらを腰の横に構える。
- 右腕の手のひらを前方へ伸ばしつつ、親指が下を向くように腕をひねっていく。手のひらは下を向く。
- 手を力を込めて握りこみながら、手の甲が下を向くようにひねりながら腕を引き、右脇へ戻す。
- 左腕で同様の動作を行う。
- つづいて両側同時に同様の動作を繰り返してもよい(動作は倒拉九頭牛に同じ)。
4. 鳳凰展翅
肩、腕、肘、手首、指先を鍛える姿勢。特に指と手首に効果があります。
- 站椿で立ち、腰に構えた腕を肘を曲げ胸の前で交差する。
- 手のひらを背屈、四指はくっつけて伸ばし、拇指を外へ開く。
ゆっくりと腕を伸ばしながら左右へ広げる、手のひらは外を向く。
- 力を込めながらゆっくりと腕を閉じ、胸の前で両腕を交差、手首は伸ばす。
- 再び手首を背屈させつつ、腕を後下方へ伸ばす、手のひらは下を向く。元の姿勢に戻る。
5. 覇王挙鼎
両腕を上へ伸ばす力を鍛える姿勢。
- 站椿で立つ、肘を曲げ手のひらを上へ向けて腰の横へ構える、四指端は前方へ向ける。
- ゆっくりと両腕を上へ、左右の指先同士が向き合うように肘を外へ張りながら、
両腕を胸の前へ上げる(手のひらは上を向いたまま)
- 前腕を内旋させながら、さらに上方へ天井を支えるように手のひらで力いっぱい押す。
- 指先を上に向ける、両手のひらは内側を向く。力を込めて腕を下げ、肘を曲げて腰の横へかまえる。
- さらに後下方へ腕を伸ばした後、元の姿勢にもどる。
6. 両手托天
腕を上方へ上げる姿勢。
- 站椿で立ち、肘を曲げ手のひらを上へ向けて腰の横へ構える、四指端は前方へ向ける。
- 指先に力を込めつつ、手のひらを上へ向けたまま、天を支えるようにゆっくりと上方へ腕を伸ばす。
- 肘がまっすぐになるまで腕をのばしたまま、親指は外へ開き、四指はしっかりと合わせ、手根に力を込める。
- ゆっくりと肘を曲げ、手のひらを腰の横へ戻す。
- さらに後下方へ腕を伸ばした後、元の姿勢にもどる。
7. 順水推舟
腕を前へ伸ばしながら捻る力を鍛える姿勢
- 腰の横に手を構える
- ゆっくりと前方へ腕を伸ばしつつ、手根部を外側に向ける。
船を押すように手のひらを前に向け、左右の四指端を互いに向き合わせ、開いた拇指は下を向く。
このように腕を内旋させながら肘を伸ばす。
- しっかりと肘が伸びたところで、手を外旋させてから四指端が前方を向くようにさらに伸ばす拇指はしっかりと立てる。
- 指先に力を込めながら、ゆっくりと肘を曲げて元の位置へもどす
- さらに後下方へ腕を伸ばした後、元の姿勢にもどる。
8. 懐中抱月
両腕を鍛える姿勢
- 肘を曲げ手のひらを上へ向けて腰の横へ構える、四指端は前方へ向ける。
- 手を立掌に変えつつ胸の前で交差させて、肘を伸ばしながら左右に腕を広げる。
このとき指先は左右にむけて、てのひらは前に向ける、腕は肩の高さに保つ。
- 指先を下に向け手のひらは内側に向ける、ゆっくりと力を出しながら体を少し前傾させて、両手で物を抱えるようにする。
そのまま胸の前で腕を交差させる。
- 交差させたうでを下ろしながら、手のひらを下へ向けて後下方へ腕を伸ばした後、元の姿勢にもどる。
9. 仙人指路
左右の腕を交互に動かして鍛える姿勢です。
- 肘を曲げ手のひらを上へ向けて腰の横へ構える。
- 右手のひらを立てながら胸の前へ構える、四指はしっかりと合わせて拇指は伸ばす。
手の平を少し窪ませるようにして、手のひらを立てたまま力を入れて前方へ伸ばす。
- 腕を捻り手を強く握りこみ、腰の横へ引く、以下左も同様にする。
- 何回か左右の動作を交互に繰り返したのち、手のひらを下へ向けて後下方へ腕を伸ばした後、元の姿勢にもどる。
10. 平手托塔
手のひらを上へ向けて前へ伸ばす姿勢
- 肘を曲げ手のひらを上へ向けて腰の横へ構える。
- 手のひらを上へ向けたまま前方へ腕を伸ばす、このとき親指は外側へ伸ばすようにして手のひらを水平に保ちます、
物をのせて差し出すようにして、肩と水平の高さにまでしっかりと腕を伸ばす。
- 引き続き親指を外側へ伸ばすように力を使い、四指はしっかりと合わせて、ゆっくりと肘を曲げ腰の横へ戻す。
- 手のひらを下へ向けて後下方へ腕を伸ばした後、元の姿勢にもどる。
11. 運掌合瓦
左右のうでに交互に力を用いる鍛錬の姿勢
- 肘を曲げ手のひらを上へ向けて腰の横へ構える。
- 上に向けた右手のひらを、下を向く様にまわす、指先に力を集め前方に伸ばすようにして待つ。
- 右腕を前方、肩の高さまでしっかり伸ばし、腰の横へ戻すとき、左手のひらを下へ向けて左腕を前方へのばす。
途中、左右の手のひらは互いに向かい合った後、右腕は腰の横へ納め、その後左腕も腰の横へ。
- 手のひらを下へ向けて後下方へ腕を伸ばした後、元の姿勢にもどる。
12. 風擺荷葉
内から外へ、外から内へ動かす姿勢です。
- 両腕の肘を曲げて手のひらを上へ向けて腰の横に構える。
- 手のひらを上へ向けたまま、四指をそろえて拇指を伸ばし、ゆっくりと胸の前へ上げて交差させる、
前へ押し出すように力を働かせ、拇指に力を込めて左右に腕を開く、両腕は地面と水平に。
- 手のひらは上を向いたままで、腕を閉じて胸の前で交差させた後、ゆっくりと肘を曲げて腰の横へ。
- 手のひらを下へ向けて後下方へ「伸ばした後、元の姿勢に戻る。
13. 頂天抱地
上肢の運動と腰の前屈運動を用いる鍛錬の姿勢。
- 両腕の肘を曲げて手のひらを上へ向けて腰の横に構える。
- 手のひらを上へ向けて肩の高さまで上げ 、腕を回して手のひらを返す そのまま上へ伸ばし、今度は左右に開く、
このとき体は前方へ少し傾くける、前屈しつつ腕を閉じ、つま先のまえで指先をあわせるようにする。
- 物を抱えるようにして 胸の高さまで持ち上げる。
- 手のひらを下に向けて後下方へ伸ばした後元の姿勢に戻る。
14. 海底撈月
両腕の力を鍛錬する姿勢
- 腕の肘を曲げて手のひらを上に向けて腰の横に構える。
- 手のひらを上に向けてゆっくりと持ち上げ 、左右へ広げる、
このとき体は前方に少し傾ける、前屈しつつ腕とじてゆっくりと物を抱えるようにして前下方で手のひらを合わせる、手のひらは上へ向けて物を抱えるようにして次の動作を待つ。
- 指先に力を込めながら、ゆっくりと胸の前へ腕を構え、その後腰の横へ腕を構える。
- 手のひらを下へ向けて後下方へ伸ばした後。元の姿勢に戻る。
15. 餓虎捕食
16. 力劈華山
17. 烏龍鉆洞
18. 単鳳朝陽
19. 三起三落